Private BodyMake Gym Linkageの生井 隆之です。
今回の記事は「トレーニングの3原理について」
このような理論的なことって、正直面倒くさいし知らなくたってトレーニングは出来てしまうし、そもそもが当たり前すぎることを言っているトレーニングの3原理。
実はボディメイクやスポーツパフォーマンスの向上にとってすごく重要なのですが、割と多くの方がこの3原理に沿わないトレーニングをしているのが見受けられます。
当たり前だけどとても重要なこと。この機会に是非知ってください。
過負荷の原理
筋肉や筋力をつけるためには、力の向上に合わせて負荷も上げ続けなければならない。つまりジムでの筋トレで考えるなら、今行っている重さに身体が慣れたならば、少しずつ重さを上げていかなくては筋肉はついてくれないし筋力の向上もしないということです。
この原理に沿わないトレーニングをされている女性がすごく多いです。毎回同じ重さにピンを刺し、サクッとやってすぐ次のマシンといった感じでルーティーンを回すだけのトレーニングをされている方は要注意です。
身体の機能維持メインの年配者やリハビリの方は別として、筋肉をつけるために行っているのであればしっかり負荷をかけていく必要があります。
可逆性の原理
筋肉や筋力をつける・維持するためにはトレーニングを継続して行わなければならず、中断されれば筋肉や筋力は元に戻ってしまう。つまりどんなに頑張ってトレーニングしても、やらなくなったら元に戻るということです。
このことは多くの方が経験則としてお持ちではないかと思います。トレーニングは継続が大事というのは、まさにこの原理のことですね。日々精進です!
特異性の原理
特異的な能力の向上を目指すのであれば、その特異性に合わせたトレーニングを行わなければならない。
僕自身、この原理からかけ離れたトレーニングをしてしまっている方がすごく多いと感じています。
簡単に例えるなら、垂直ジャンプ力を向上させたいのであれば、その動きに合わせたフォームでスクワットを行うとか、ヒップアップを目指すのであれば、ちゃんとお尻に効かせるトレーニングを行うといった感じです。要するに目的を達成するための選択的トレーニングを行う必要があるということです。
恐らくここがトレーナーとしての真価を発揮する部分でもあると思いますので、自分だけじゃ思うように出来ないという方は是非パーソナルトレーニングのサービスを受けてみてくださいね♡と宣伝してみます。
以上、この3つの原理をまとめると
「目的に合わせたトレーニングを、身体の成長に合わせて負荷を上げながら継続して行う」
といった感じに。こうやって文章に起こしてみると当たり前なことのような気もしますけど、その当たり前が難しかったりもします。
ちなみにこの原理、僕はそれぞれの頭文字を取って「かかとの原理」と覚えています。
皆さんもトレーニングする際にはこの「かかとの原理」を頭の片隅に置いて行ってくださいね!